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デジタルマーケティングの効果検証
R-Tele Digi Brand Lift Survey
R-Tele Digiブランドリフトサーベイ
- Feature
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- 視聴ログベースでの分析が可能
- デジタル媒体とのクロスメディア分析の実現
- 楽天グループが保有蓄積する行動ログとかけあわせた分析が可能
テレビCMのブランドリフトサーベイを実現するソリューションです。
YouTube広告やTVer広告とのクロスメディア効果の検証も可能にします。
- ※楽天インサイト株式会社は、個人情報保護方針に則り、
TVS REGZA株式会社がテレビ利用者から同意を得て取得したテレビ視聴ログデータの提供を受け、本サービスに活用しています。
商品特長
Feature01
視聴ログベースでの分析が可能
TVS REGZA社から提供を受ける大規模テレビ視聴ログにより、テレビCMのブランドリフトサーベイを視聴ログベースで実現します。
- ※2022年9月時点
- ※12ヶ月以内に楽天インサイトでログインあり(不正者・重複者を除く)
Feature02
デジタル媒体とのクロスメディアでブランドリフトの検証を実現
広告認知ではなく接触ログという識別基準に統一して、
他メディアとのクロスメディアの効果を含めた、
ブランドリフトを分析することができるようになります。
Feature03
楽天グループが蓄積する行動ログと
かけあわせた分析が可能
アンケートによるブランドリフトだけでなく、テレビCM接触とウェブログや検索ワード、購買データなどとかけあわせたリフト分析など、接触後の意識変容だけでなく行動そのものを検証することも可能です。
- 例:サーチリフト・購買リフト
分析方法
Method01
接触パターンによる分析
重複接触者やいずれかのみのメディア接触者などでブランドの評価や歩留まりを比較。
- ※【】内の数字は一つ上の階層からの回答率の歩留まりを示します
Method02
接触クリエイティブ別による分析
メイン素材Aのみ、サブ素材Bのみ、AB両素材の接触者でブランド評価や広告イメージを比較。
Method03
フリークエンシー(FQ)別による分析
テレビCM、デジタル広告それぞれ、および合算の広告接触回数によって、ブランド認知を比較。
活用事例
テレビCM × TVer広告 ×
YouTube広告
(ブランドリフトサーベイ・
重複効果検証)
- 業界
- ビールメーカー(広告商品:ビール)
- 背景
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- 酒税税率改正の影響もあり、ビール系飲料市場は第3のビールからビールへの回帰が進展しつつあり、2026年にはビール系飲料3カテゴリーの税率がすべて同率となるため、さらなる盛り上がりが期待される。
- 改めて、第3のビールや発泡酒中心のビール系飲用者のビールへの回帰、そしてずっとビールを愛飲してきたビール飲用者の意識向上を促すべく、複数のタッチポイントでビールの魅力を繰り返し伝え、好感度や親近感の獲得を図っていくこととなった。
- 課題
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- テレビCM中心にキャンペーンを展開しつつ、広くビール系飲用者若しくはアルコール飲用者をターゲットに、TVer広告とYouTube広告を併用して展開し、テレビCMと両広告の重複効果を確認したい。
- テレビとYouTubeの重複広告接触者が全くの想定外という訳ではないが、基本はテレビCMと両2メディアの重複接触による効果の向上を狙いたい。
- 施策
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地上波テレビCM / TVer広告の接触ログを取得し、非接触群を含めて、ブランドリフトサーベイ(BLS)を実施。回答データとそれに連携した生活意識データをGoogleのDCRであるADH(Ads Data Hub)に投入し、以下の結果を導出・確認した。
- 3メディアの広告接触者構成から単独・重複の状況を確認
- アンケート回答からブランド指標への効果(BLS)
- 広告の重複接触者/単一接触者でBLS結果を比較検証(重複効果)
【重複状況】
- TVer、YouTubeの接触者はそれぞれテレビCMの60%、50%の規模となり、その半数以上がテレビCMとの重複接触者になっている。” 複数のタッチポイントでビールの魅力を繰り返し伝える ”という当初の目的に適した結果と言える。
【ブランドリフトサーベイ】
- テレビCM、TVer、YouTube各々の接触者におけるブランド指標の評価は、非接触者のそれを上回り、ブランドに対する広告の効果が示されている。TVer、YouTubeの接触者は半数以上がテレビCMの接触者ということもあり、3メディア間の結果に極端な差は見られず、媒体選択においても当初の目的に沿った結果が得られたと言える。
【ブランドリフトサーベイ:重複効果検証】
- TVer、YouTubeそれぞれのテレビCMの重複接触者は、テレビCMの単一接触者に比べ高い結果を残しており、重複接触によってビールの魅力を繰り返し伝えただけでなく、ブランドの魅力向上にもつながったと判断できる結果となった。
- 出現自体は少ないものの、テレビCMとTVer、YouTubeの3メディアの重複者は、2メディア重複者の結果を上回り、メディアを越えた重複状況は、” 複数のタッチポイントでビールの魅力を繰り返し伝える ” という目的の達成に寄与することも示したとの見方もできる。
テレビCM × TVer広告 ×
YouTube広告
(インクリメンタルリーチ・
ブランドリフトサーベイ)
- 業界
- 電子機器メーカー(広告商品:スマートウォッチ)
- 背景
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- スマートウォッチは近年、若年層を中心に普及しつつあるが、アナログ時計に比べると普及率はまだまだ低い。そのアナログ時計も携帯電話の普及以降、腕に付けて外出する人が減り、時刻は携帯電話で確認する人が増え続けてきた。
- 健康志向の人はもとより、スマートフォンの大型化も相まって、通知機能や視聴する音楽の操作などスマートフォンの子機として、スマートウォッチを利用する人が増えつつある。
- こうした状況を受け、複数メディアへのキャンペーン展開で、時刻の確認に留まらないスマートウォッチの様々な魅力を幅広い世代に伝え、普及浸透をテコ入れすることになった。
- 課題
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- 中高年層をメインとした全年代にはテレビCM、若年層にはTVer広告、世代を問わず、健康や運動への高関与者にはYouTube広告による施策を展開。テレビCMに対する各メディアのインクリメンタルリーチやブランド指標への効果を検証したい。
- YouTube広告については、想定ターゲットである「健康や運動への高関与者」が、実際にどれだけ広告に接触したか(ターゲットリーチ)も、合わせて検証したい。
- 施策
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地上波テレビCM / TVer広告の接触ログを取得し、非接触群を含めて、ブランドリフトサーベイ(BLS)を実施。回答データとそれに連携する生活意識データをGoogleのDCRであるADH(Ads Data Hub)に投入し、以下の結果を導出・確認した。
- 3メディアの接触者構成からインクリメンタルリーチ
- アンケート回答からブランド指標への効果(BLS)
- 生活意識データとの集計から広告接触者における「健康や運動への高関与者」含有率(ターゲットリーチ)
【インクリメンタルリーチ】
- 若年層をターゲットの中心としたTVerではテレビCMの30%、「健康や運動への高関与者」に特定したYouTube広告は8%のインクリメンタルリーチを獲得した。
【ブランドリフトサーベイ】
- テレビCMはリーチが大きいだけでなく、ブランド認知率も高い。アッパーファネルの獲得に向いている。
- リーチではテレビCMに及ばないTVer広告も、ブランド認知はテレビCMと同等の水準を獲得。ブランドへの興味ではテレビCMを逆転しており、広告商品に対する若年層の関与の高さを示唆している(ターゲットの特性というよりメディア特性による違いの可能性もある)。
【ターゲットリーチ】
- 「健康や運動への高関与者」であることを示す指標として、生活意識データの項目から、以下3項目の該当者含有率を、各メディア接触群/非接触者群で比較。
- 健康意識:日ごろから運動をして、健康管理に努めている
- 趣味:ウォーキング / ジョギング・マラソン / サイクリング / スイミング(いずれか1つ以上)
- 大切にしている時間:健康のための時間 - いずれの結果も、YouTube広告の接触者で高い含有率となり、ターゲットリーチの高さが示された。また、若年層の多いTVer広告の接触者は健康や運動への関与が相対的に低い結果となった。
基本納品物
- 回答本調査ローデータ(CSV形式)
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データチェック後のローデータです。複数回答の出力形式は、原則としてフラグ形式(0.1形式)での納品となります。カンマ形式での納品をご希望の方、アッサムなどの集計ソフトで集計をご希望の際は別途ご相談ください。
- 単純集計表・クロス集計表(エクセル形式)
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全体の基本集計と性年代・指定割付軸で集計した表です。
エクセル形式での納品となります。
- 集計ツール(楽クロス for Web)
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集計結果をウェブ上で確認したり、エクセル形式の集計表やレポートとして出力することができます。気になる集計軸で再集計したり、データの加工・統合などをご自身で行うことができます。
- ※ご利用にはインターネット環境が必要です
- ※ダッシュボード(RaQs2リアルタイム集計機能)での提供もご用意しております
ご利用の流れ
調査対象となるテレビCMの期間・出稿量をお知らせいただくことで、事前に回収数試算が可能です。
- ※ 実際の調査内容によってスケジュールが変動いたします
REGZA
テレビ視聴データの特徴
都市部に限らず、全国のネット結線テレビ1台ずつ、視聴データの取得・利用の同意を取得しています。
多くのサンプル数が必要なセグメント分析などの調査にもご利用いただけます。
5万円未満の低価格帯のテレビからも多くのログを取得しているため、利用者層が高価格帯の利用者に偏ることなく、一般層~高所得層までバランスよく調査をすることができます。
15秒のCMであっても、その放送時刻は、◯時◯分00秒/15秒/30秒/45秒が起点とは限りません。
CM視聴を正確に計測するためには、1秒粒度の視聴データが必要です。
テレビの機能による録画再生視聴を計測するため、リアルタイム視聴と録画再生視聴を単純比較できます。