業界と利用実態を把握する(デスクリサーチ/有識者ヒアリング) はじめに、調査対象となる業界やサービスについて、全体像を整理します。 公開されている資料や統計データを調べるデスクリサーチに加え、業界に詳しい関係者や有識者へのヒアリングを行い、市場の動向や利用者の実態を把握します。この工程で、どのようなサービスが存在するのか、利用者がどの点を重視して選んでいるのかを整理し、後続の調査設計の土台を作ります。
集計・分析方法について
このページでは、楽天インサイト顧客満足度ランキングをどのような考え方と手順にもとづいて、 どのように集計・分析して作成しているのかを説明します。
実際にサービスを利用した人の声をもとに、調査設計から集計・分析までを一貫して行い、 公平で信頼できる評価を行っています。
調査の考え方
顧客満足度ランキングは、調査の進め方やデータの扱い方によって、結果の信頼性が大きく左右されます。 楽天インサイトでは、利用者と企業の双方にとって意味のある情報となるよう、公正性と再現性を重視した調査設計を行っています。
そのため、調査対象の選定から集計方法に至るまで、一定の基準を設け、継続的に見直しを行っています。
大切にしていること
実際に利用した人の声
実際にサービスを利用した人を対象に、体験にもとづく評価を集めています。
中立な調査設計
特定の企業やサービスに偏らないよう、調査方法の公平性と、生活者・企業双方にとって意味のある情報提供を重視しています。
大規模データ
国内最大規模の楽天インサイト・パネルを活用し、多くの回答をもとに、信頼性の高いデータを収集しています。
ランキングができるまで
調査対象サービスを見極める(ブランド想起調査/出現率調査)
次に、調査対象となるサービス・ブランドを選定します。
事前調査にて、サービス・ブランドを純粋想起で1万人に聴取し、市場で認識されているサービス・ブランドを把握します。
そのうえで、出現率調査を行い、一定数の利用者が確認できるサービスを中心に、調査対象となるブランドを決定します。
一部の有名サービスのみに偏らず、業界全体を俯瞰したうえで対象サービス・ブランドを設定することで、ランキングとしての妥当性を確保しています。
利用者の評価を収集する(アンケート調査) 選定したサービスについて、実際に利用した経験のある人を対象にアンケート調査を行います。 調査では、総合的な満足度に加え、継続して利用したいか、人にすすめたいかといった評価項目を確認します。 また、使いやすさや品質、サポートなど、満足度に影響する要因についても評価を収集します。 あわせて、年代や性別などの基本的な属性情報も取得し、多様な利用者の声を反映できるようにしています。 ※調査項目は、サービスの特性や業界ごとの事情を踏まえて設計しています。
データの品質を確認・整える(データクリーニング) 回収した回答データは、集計・分析に進む前に内容を確認します。 回答の内容に矛盾がないか、規則的な選択など不自然な傾向が見られないかをチェックし、分析に適さないデータを除外します。 この工程(データクリーニング)により、調査結果の信頼性を高めています。
評価を数値化し、ランキング化する(集計・スコアリング) 整理したデータをもとに、集計と分析を行います。 年代・性別・居住地域などの人口構成を考慮しながら集計を行い、各評価項目をもとに総合スコアを算出します。 算出した結果は100点満点のスコアとして整理し、その数値を基準に顧客満足度ランキングを作成しています。
体験や理由を深堀りする(AIチャットインタビュー) アンケート調査に加えて、一部の回答者には、楽天インサイト独自の「AIチャットインタビュー」を実施しています。 AIチャットインタビューでは、AIがチャット形式で質問を行い、回答内容に応じて深掘りの質問を自動で生成します。 回答者は、自分のペースで体験や考えを文章で回答できるため、一般的な自由回答よりも具体的で詳しいコメントを得ることができます。 また、対面やオンラインでのインタビューと比べて、効率よく多くの声を集められる点も特長です。
※AIチャットインタビューで得られたコメントは、ランキング算出には用いず、結果の理解や解釈を深めるための参考情報として活用しています。
AI チャットインタビューとは
AIチャットインタビューとは、楽天インサイト会員に対して、チャット形式で生活者の考えを深掘りしていくことができるサービスです。 インタビューの進行はAIが行うため、同時に多くの生活者の声を集めることが可能です。