課題
顧客管理パッケージソフトの販売経路は代理店経由が中心で、中小企業顧客の実態や課題が見えにくく、訴求価値の優先順位付けや販売戦略の意思決定に時間がかかっていた。
業種・業態
情報通信業・ソフトウェア開発・販売サポート
企業例
クラウド型顧客管理ソフトを提供する日本企業
インターネットリサーチ
顧客管理パッケージソフトの販売経路は代理店経由が中心で、中小企業顧客の実態や課題が見えにくく、訴求価値の優先順位付けや販売戦略の意思決定に時間がかかっていた。
情報通信業・ソフトウェア開発・販売サポート
クラウド型顧客管理ソフトを提供する日本企業
顧客管理ソフトウェアを販売しているが、今後はクラウド型に移行し中小企業向けに注力し展開していきたいと考えている。しかし、複数の販売代理店を通じた商流が中心のため、実際の顧客の声や市場全体を把握することが困難だった。中小企業の顧客管理に関する課題についての仮説は持っていたが、それを定量的に検証する手段がなく、どの価値を優先的に訴求すべきか、また販売戦略の立案や決定に時間がかかっていた。
中小企業顧客の規模や業種、現利用ソフト、入手経路別に、抱えている課題の内容や程度を把握し、販売戦略策定のための基礎資料にしたい。
課題を解決するため、インターネット調査の実施を検討。消費者向け調査では一般的な調査手法である一方、BtoBビジネスでは対象者の抽出や分析に必要なサンプル数の確保が困難なケースが多いのではないか、と実現可能性に不安を感じていた。限られた予算(100万円以内)の中で最適な調査パートナーを選ぶため、複数社を比較検討した結果、以下の理由から楽天インサイトのインターネットリサーチを採用した。
楽天インサイトを選んだ理由
定量調査により、顧客企業の規模や業種、販売経路ごとに抱える課題の内容とそのボリュームを把握することができ、販売戦略の意思決定を迅速に進めることができた。自社ソフトが持つ複数の独自価値について、調査結果に基づいて中小企業をセグメント別に分類し、それぞれに最適な訴求ポイントや表現方法を設定した資料を作成した。この資料を活用して販売代理店への説明を行うとともに、自社販売サイトでのプロモーション展開も実施した。また後日、新たな課題が浮上した際も、調査結果を楽天インサイトのツールを利用し再集計し、戦略再検討に活用している。
今回の調査では自社ソフトだけでなく競合ソフトについても認知度、利用状況、継続利用意向を調査項目に含めて実施した。これらの指標を定期的に測定することでKPIとして活用している。
自社のターゲット層を正確に抽出するため、事前スクリーニング調査が必要だったが、BtoB調査に精通した楽天インサイトのリサーチャーから、適切な対象者を絞り込むための設問設計について的確なアドバイスを受けることができた。また、アンケート画面の作成から配信まで担当するディレクターが詳細な部分まで丁寧に確認してくれたため、安心して調査の実施と回収を任せることができた。
楽天インサイトのインターネットリサーチは、業界最大級となる約220万人の大規模自社パネルを活用したオンライン定量調査サービスです。仕事パネルに代表される豊富なターゲティング情報と高機能な調査システムにより、一般消費者への調査はもちろんのこと、BtoB調査も対応可能です。また、経験豊富なリサーチャーによる企画提案から分析・報告書作成まで一貫したサポートや「アスキングビッグデータ」を用いた多角的な分析など、企業の効率的なマーケティング意思決定を支援します。
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