『お祝いされる年齢として適切だと感じるのは「70~74歳」。心に残っているエピソードは「孫からのメッセージカードが嬉しかった」、「母親のお祝いをしたことを思い出す」等』
敬老の日に関する調査

2020年9月14日

楽天インサイト株式会社は、「敬老の日に関する調査」をインターネットで実施しました。今回の調査は、2020年8月4日(火)から8月6日(木)の3日間、楽天インサイトに登録しているモニター(約220万人)の中から、全国の65~79歳の男女1,000人を対象に行いました。

調査結果

「敬老の日」にお祝いされる年齢として適切だと感じるのは「70~74歳」

回答者全員に対し、「敬老の日」にお祝いされる年齢として適切なのは何歳からかを聞いたところ、全体では「70~74歳」が29.1%で最も高い結果となった。
性年代別でみると、「男性65~69歳」では「60代(「60~64歳」と「65~69歳」の合計)」と回答した人が31.0%である一方、「女性65~69歳」では19.2%に留まり、自分がお祝いされる歳に含まれるかどうかという意識に、60代において性別間での差が見られた。

◇「敬老の日」にお祝いされる年齢として適切なのは何歳から(n=1,000:全員回答)単一選択 単位:%

「敬老の日」にお祝いされる年齢として適切なのは何歳から

6割以上が「敬老の日」を祝ってもらったことは一度もないと回答。初めて「敬老の日」をお祝いされた年齢は平均で「66歳」

回答者全員に対し、初めて「敬老の日」をお祝いされたのは何歳かを聞いたところ、「今までに『敬老の日』をお祝いされたことは一度もない」と答えた人は61.7%であり、お祝いされたことがある人は全体で38.3%という結果となった。お祝いされたことがある人のうち、初めてお祝いされた年齢は平均で「66歳」となった。

◇初めて「敬老の日」をお祝いされた年齢(n=1,000:全員回答)単一選択/自由回答 単位:%/歳

初めて「敬老の日」をお祝いされた年齢

初めて「敬老の日」をお祝いされたときの気持ちは「祝われる歳になったんだと感慨深い気持ち」、「嬉しかった」、「祝ってくれる人がいることで有難い気持ちになった」

今までに「敬老の日」をお祝いされたことがある人に対し、初めて「敬老の日」をお祝いされたときの気持ちを聞いたところ、全体では「祝われる歳になったんだと感慨深い気持ちになった」が50.4%で最も高く、次いで「嬉しかった」(38.1%)、「祝ってくれる人がいることで有難い気持ちになった」(37.9%)となった。他方「歳を取ったようで悲しい気持ちになった」と回答した人は1割程度(11.0%)であった。

性年代別では、「男性65~69歳」で「嬉しかった」(58.7%)という回答が全体(38.1%)と比べ10ポイント以上高く、「女性65~69歳」では「祝ってくれる人がいることで有難い気持ちになった」(50.0%)が全体(37.9%)と比べて10ポイント以上高い結果となった。

◇初めて「敬老の日」をお祝いされたときの気持ち(n=383:今までに「敬老の日」をお祝いされたことがある人)複数選択 単位:%

初めて「敬老の日」をお祝いされたときの気持ち

「敬老の日」を祝ってもらうことに「抵抗がある」人は全体の約3割

回答者全員に対し、「敬老の日」に祝ってもらうことに抵抗があるかを聞いたところ、「抵抗がある(「抵抗がある」と「やや抵抗がある」の合計値)」と答えた人は29.7%、「どちらともいえない」が30.7%、「抵抗はない(「あまり抵抗はない」と「抵抗はない」の合計値)」が39.6%という結果となった。
性年代別では、「女性65~69歳」で「抵抗がある(「抵抗がある」と「やや抵抗がある」の合計値)」(40.7%)人は全体と比べ10ポイント以上高い結果となった。

◇「敬老の日」を祝ってもらうことに抵抗はあるか(n=1,000:全員回答)単一選択 単位:%

「敬老の日」を祝ってもらうことに抵抗はあるか

「敬老の日」を祝ってもらうことに抵抗がある理由は「年寄り扱いされているように感じるから」

「敬老の日」を祝ってもらうことに「抵抗がある」と回答した人に対し、抵抗がある理由を聞いたところ、「年寄り扱いされているように感じるから」(48.5%)が最も高かった。
性年代別では、「男性65~69歳」で「自分は祝ってもらう対象の年齢ではないから」(54.2%)が全体(27.9%)と比べ20ポイント以上高い結果となった。

◇「敬老の日」を祝ってもらうことに抵抗がある理由(n=297:「敬老の日」を祝ってもらうことに「抵抗がある」と回答した人)複数選択 単位:%

「敬老の日」を祝ってもらうことに抵抗がある理由

約7割が昨年の「敬老の日」を「誰からも祝ってもらっていない」と回答。祝ってもらった相手では「娘」が最も高く14.2%

回答者全員に対し、昨年の「敬老の日」を誰に祝ってもらったかを聞いたところ、約7割(67.1%)が「誰からも祝ってもらっていない」と回答、誰かから祝ってもらった人は合計で32.9%となった。祝ってもらった相手では「娘」(14.2%)が最も高かった。
性年代別でみると、「男性65~69歳」と「女性65~69歳」では、昨年に誰かから祝ってもらった人の合計は約2割(「男性65~69歳」:21.6%、「女性65~69歳」:20.9%)で、全体と比べ10ポイント以上低い結果となった。一方で、「男性75~79歳」と「女性75~79歳」では、誰かから祝ってもらった人の合計が約5割(それぞれ52.3%、47.2%)を占め、全体と比べ10ポイント以上高い結果となった。

◇昨年「敬老の日」を祝ってもらった相手(n=1,000:全員回答)複数選択 単位:%

昨年「敬老の日」を祝ってもらった相手

昨年の「敬老の日」にもらった・してもらったものは「お菓子」が最も高い

昨年の「敬老の日」にお祝いしてもらったと回答した人に対し、何をもらった・してもらったかを聞いたところ、「お菓子」(26.7%)が最も高く、次いで「お酒」(18.5%)、「お祝いのメール・SNSメッセージ」(17.3%)の順で高い結果となった。
性年代別でみると、「男性65~69歳」で「外食」が27.0%で全体(15.8%)と比べ10ポイント以上高く、「男性70~74歳」と「男性75~79歳」では「お酒」をもらった人が3割(それぞれ29.4%、31.9%)と全体(18.5%)と比べ10ポイント以上高い結果となった。

◇昨年の「敬老の日」にもらった・してもらったもの(n=329:昨年の「敬老の日」にお祝いしてもらったと回答した人)複数選択 単位:%

昨年の「敬老の日」にもらった・してもらったもの

今年の「敬老の日」を「祝ってもらいたい相手はいない」人が約7割。祝ってもらいたい相手は「娘」、「息子」、「孫」

回答者全員に対し、今年の「敬老の日」を祝ってもらいたい相手を聞いたところ、66.5%が「祝ってもらいたい人はいない」と回答。祝ってもらいたい相手は「娘」(14.9%)、「息子」(13.6%)、「孫」(13.0%)の順で高い結果になった。
性年代別でみると、「女性65~69歳」では「祝ってもらいたい人はいない」という回答が約8割(78.6%)を占め、全体と比べ10ポイント以上高かった。また、「男性75~79歳」では祝ってもらいたい相手として「町内会等の自治体」が15.9%と全体(5.4%)と比べ10ポイント以上高かった。

◇今年「敬老の日」を祝ってもらいたい相手(n=1,000:全員回答)複数選択 単位:%

今年「敬老の日」を祝ってもらいたい相手

今年の「敬老の日」に欲しい・してほしいものは「特にない」が半数以上、次いで「外食」「お祝いのメール・SNSメッセージ」「お菓子」「お酒」という結果に

回答者全員に対し、今年の「敬老の日」に何をもらいたいか・してもらいたいかを聞いたところ、「特にない」(58.1%)という回答が6割近くとなり、次いで「外食」(9.3%)、「お祝いのメール・SNSメッセージ」(9.2%)、「お菓子」(8.5%)、「お酒」(7.1%)が続いた。
性年代別でみると、「男性75~79歳」では「お酒」が18.9%と全体(7.1%)と比べ10ポイント以上高かった。また、「女性75~79歳」では「お祝いのメール・SNSメッセージ」(15.3%)、「お花」(14.7%)が全体(それぞれ9.2%、6.1%)と比べ5ポイント以上高い結果となった。

◇今年の「敬老の日」にもらいたい・してもらいたいもの(n=1,000:全員回答)複数選択 単位:%

今年の「敬老の日」にもらいたい・してもらいたいもの

心に残っている「敬老の日」のエピソードは、「孫からのメッセージカードが嬉しかった」、「母親のお祝いをしたことを思い出す」等

回答者全員に対し、心に残っている「敬老の日」のエピソードを自由回答で聞いたところ、「孫からのメッセージカードが嬉しかった」という回答や「姉家族たちと母親にお祝いの会を開いたことが思い出される」といった意見が集まった。

◇心に残っている「敬老の日」のエピソード(n=1,000:全員回答)自由記述

心に残っている「敬老の日」のエピソード

調査概要

調査エリア  :全国
調査対象者  :65歳~79歳 男女
回収サンプル数:1,000サンプル
調査期間   :2020年8月4日(火)から8月6日(木)
調査実施機関 :楽天インサイト株式会社

(注)本レポートでは小数点第2位以下を四捨五入しているため、合計値は必ずしも100%とならない場合があります。

出典元
このレポートは、楽天インサイトを出典元とし開示すれば自由に引用や転載をすることができます。詳しい引用や転載方法はお問い合わせください。

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