リサーチャー（S・S）

顧客と課題

担当するメーカー様は、新製品開発の成功確率が上がらないことや、そのための意思決定の仕組みのあり方、構築方法についての課題があった。また、新製品開発にあたる当事者の消費者インサイトの理解とその捉え方、およびそれを具現化するための意識・知識の平準化における組織課題を認識した。

課題に対する着眼点と提案・支援内容

• 社内で仕組みづくりの機運を高める前段として、コンセプト開発やその起点となる消費者インサイトの理解についての個別セミナー、ワークショップを計画・実行。
• 意思決定方法の平準化をはかるために、設計や聴取内容、分析方針の標準化において、客観的な視点からコンサルテーションを行い、既存の仕組みを活かしながら新しい「型」づくりを支援すると共に、それを基にした実案件のテストラン推進をリード。
• 意思決定の基準値を策定するにあたり、過去蓄積したデータを基にした一次検証、および新たな基準値策定のためのノーム構築プログラムを提案・実行。さらに蓄積したノームと実際の売上データを結び付けた検証による簡易的な売上予測への試みの支援。

課題に対する着眼点と提案・支援内容

顧客側での視点の持ち方や、標準的な「型」を起点とした意思決定風土の醸成を実現させた。