『新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、「サステナブルな買い物」に対する意識が変化した人は3割以上』
サステナブルな買い物に関する調査

2020年6月24日

楽天インサイト株式会社は、「サステナブルな買い物に関する調査」(注)をインターネットで実施しました。今回の調査は、2020年5月26日(火)から5月28日(木)の3日間、楽天インサイトに登録しているモニター(約220万人)の中から、全国の20代から60代の男女1,000人を対象に行いました。

(注)「サステナブルな買い物」とは、環境・社会・経済に配慮した買い物のことを指します。

調査結果

新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受けてから、「サステナブルな買い物」に対する意識が強まった人は3割超。特に女性20代と女性60代では4割超

新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受けて、「サステナブルな買い物」に対する意識に変化があったかどうかを聞いたところ、全体では32.9%が「強まったと思う」「やや強まったと思う」と回答した。
性年代別では「強まったと思う」「やや強まったと思う」の合計が、女性20代が41.8%で最も高く、次いで女性60代の41.1%となった。一方、男性40代、男性50代では、「強まったと思う」「やや強まったと思う」の合計が2割程度(それぞれ21.0%、22.9%)と他の性年代よりも低い結果となった。

◇新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受けてから『サステナブルな買い物』に対する意識に変化があったか(n=1,000:全員回答)単一選択 単位:%

新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受けてから『サステナブルな買い物』に対する意識に変化があったか

新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受けてから「サステナブルな買い物」を意識するようになった理由は、「節約意識が高まったため」「家で過ごすことが増え、暮らし方を見直すようになったため」「健康や安全への関心が高まったため」

新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受けて、「サステナブルな買い物」への意識が「強まったと思う」「やや強まったと思う」と回答した人に対してその理由を聞いたところ、「節約意識が高まったため」が最も高く45.3%となった。次いで、「家で過ごすことが増え、暮らし方を見直すようになったため(44.7%)」、「健康や安全への関心が高まったため(42.6%)」、「買い物に行く頻度が減り、以前より何を買うか考えてから買うようになったため(41.6%)」の順となっている。
上位2項目を性年代別でみると、「節約意識が高まったため」は男性60代の61.8%が、「家で過ごすことが増え、暮らし方を見直すようになったため」は女性40代の55.6%が、全体および他の性年代と比べて高い結果となった。

◇新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受けてから、「サステナブルな買い物」を以前より意識するようになった理由(n=329:新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受けてから、『サステナブルな買い物(環境・社会・経済に配慮した買い物)』に対する意識が「強まったと思う」「やや強まったと思う」と回答した人)複数選択 単位:%

新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受けてから、「サステナブルな買い物」を以前より意識するようになった理由

新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受け、「一回あたりのお買い物量を増やし、一度にまとめて買い物する」ことを約半数の人が意識

具体的に、買い物に対するどのような意識や行動に対して新型コロナウイルス感染症拡大の影響があったのかを聞いたところ、「一回あたりのお買い物量を増やし、一度にまとめて買い物する」ことを「意識するようになった」「やや意識するようになった」人の合計が48.1%と最も高く、次いで「必要最低限のものだけを買う」(41.8%)となった。
「意識するようになった」においての上位3項目では「マイバッグを積極的に利用する」(17.8%)が最も高く、次いで「一回あたりのお買い物量を増やし、一度にまとめて買い物する」(17.4%)、「レジ袋は使わない」(14.8%)となった。
他方、「意識しなくなった」、「やや意識しなくなった」の合計でみると、「一回あたりのお買い物量を減らし、こまめに買い物する」が最も高く24.2%であった。

◇新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受けてから、買い物に関する意識や行動に変化があったか(n=1,000:全員回答)単一選択 単位:%

新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受けてから、買い物に関する意識や行動に変化があったか

「スーパーマーケット」で購入した商品の持ち運びで最もよく利用するものは、「持参したマイバッグやマイバスケット」が7割以上

前述の通り、新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受けて「マイバッグを積極的に利用する」、「レジ袋は使わない」を意識するようになった人はそれぞれ3割を超えた。さらに、マイバッグやレジ袋の利用実態を把握するため、購入場所別で商品の持ち運びに最もよく利用するものを聞いたところ、「スーパーマーケット」では「持参したマイバッグやマイバスケット」が76.4%となった一方で、「レジ袋や紙袋」は21.2%にとどまる結果となった。
「スーパーマーケット」の次に「持参したマイバッグやマイバスケット」を利用するという回答が多かった場所は、「地元の商店街」で46.6%、次いで「ドラッグストア」が39.1%、その他の場所ではそれぞれ2割程度にとどまった。

◇購入した商品の持ち運びに最もよく利用するもの(n=994:すべての購入場所で「この場所では買わない」を選択した人を除く回答者全員)単一選択 単位:%

購入した商品の持ち運びに最もよく利用するもの

マイバッグを使う理由で最も多いのは「レジ袋が有料だから」

購入した商品の持ち運びに「持参したマイバッグやマイバスケット」を最もよく利用する人にその理由を聞いたところ、「レジ袋が有料だから」という回答が71.8%と最も多く、次いで「環境にやさしいから」(40.0%)が多い結果となった。
性年代別にみると、女性30~50代で「レジ袋が有料だから」と答えた人が全体と比べ多く、男性20代と男性40代では少なかった。また、「環境にやさしいから」は女性40~60代で全体と比べ高く、男性20~40代では低かった。

◇マイバッグを使う理由(n=805:いずれかの購入場所で商品の持ち運びに最もよく利用するものが「持参したマイバッグやマイバスケット」と回答した人)複数選択 単位:%

マイバッグを使う理由

マイバッグを使わない理由で最も多いのは「レジ袋をゴミ袋として活用しているから」

一方、いずれの購入場所でも商品の持ち運びに最もよく利用するものとして「持参したマイバッグやマイバスケット」と答えなかった人に対し、マイバッグを使わない理由を聞いたところ、「レジ袋をゴミ袋として活用しているから」が最も高く、40.7%だった。次いで、「レジ袋を無料でもらえるから」が38.1%、「マイバッグの持参が面倒だから」が29.6%となった。

◇マイバッグを使わない理由(n=189:いずれの購入場所でも商品の持ち運びに最もよく利用するものが「持参したマイバッグやマイバスケット」ではない人)複数選択 単位:%

マイバッグを使わない理由

「食品」の買い物頻度がコロナウイルス感染症拡大の影響を受けてから減った人が4割

新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受ける前と受けた後で、買い物の頻度の変化を5つのカテゴリ別(「食品」、「水・ソフトドリンク」、「アルコール飲料」、「日用品・生活雑貨」、「衣服・下着類」)に聞いたところ、5カテゴリのすべてにおいて、新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受ける前よりも受けた後の買い物頻度が減った人が2割以上を占める結果となった。特に「食品」カテゴリでは、減った人の割合が高く約4割となった。
頻度の内訳を見ると、「食品」カテゴリでは影響前は「週に3~4日くらい」が30.2%で最も高かったが、影響後は「週に2日くらい」が29.5%で最も高い結果となった。また、「衣服・下着類」カテゴリでは、影響前は3.9%であった「買わない」の回答が、影響後は14.7%と10ポイント以上高くなる結果となった。

◇買い物頻度(新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受ける前/影響を受けてから(後))(n=1,000:全員回答)単一選択 単位:%

買い物頻度

「食品」の購入場所で「ショッピングセンター」、「衣服・下着類」の購入場所で「衣料専門店」などが、新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受けた後で減少

さらに、5カテゴリそれぞれの普段の買い物場所を、新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受ける前と受けた後で聞いたところ、「食品」カテゴリでは「ショッピングセンター」、「水・ソフトドリンク」カテゴリでは「コンビニエンスストア」、「日用品・生活雑貨」カテゴリでは主に「ホームセンター」、「ディスカウントストア」が普段の買い物場所と答えた人などが、影響後では減る結果となった。
特に「衣服・下着類」カテゴリでは、「衣料専門店」、「ショッピングセンター」、「百貨店」が普段の買い物場所と答えた人が、新型コロナウイルス感染症拡大の影響前から影響後で大きく減る結果となった。例えば、「衣料専門店」が普段のお買い物場所と答えた人が、影響前は61.1%だったのに対し、影響後は41.0%と20ポイント以上の減少となっている。

◇普段、お買い物をする場所(新型コロナウイルス感染症拡大による影響を受ける前/影響を受けてから(後))(n=988:「食品」、「水・ソフトドリンク」、「アルコール飲料」、「日用品・生活雑貨」、「衣服・下着類」のいずれも「買わない」と回答した人を除く回答者全員)複数選択 単位:%

普段、お買い物をする場所

新型コロナウイルス感染症拡大の影響前後で重視していたことやしていきたいことの差分が大きい暮らし方・生き方意識は「個人の幸せだけでなく社会全体のことを考えていきたい」

改めて回答者全員に「新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受ける前に、重視していたこと」「新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受けてから、今後(も)重視していきたいこと」を7つの領域(「暮らし方・生き方」「人間関係・コミュニケーション」「健康」「仕事」「環境社会」「情報」「政治・社会問題」)に分けてそれぞれ聞いた。
「暮らし方・生き方」領域では「個人の幸せだけでなく社会全体のことを考えていきたい」(+7ポイント)、「穏やかで静かな生活を送りたい」(+5ポイント)が、重視していたと回答した人よりも今後重視していきたいと回答した人の方が高く、5ポイント以上の差が見られた。
その他の領域において、新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受ける前に重視していたと回答した人よりも今後重視していきたいと回答した人の方が高かった。5ポイント以上の差を確認できた項目は、「人間関係・コミュニケーション」領域で「家族とのつながりや時間を大切にしたい」、「健康」領域で「病気の予防になることを積極的に取り入れていきたい」、「積極的に体を動かしたい」、「情報」領域で「デマやうわさに惑わされないようにしたい」、「政治・社会問題」領域で「政治問題に関心をもっておきたい」、「社会問題に関心をもっておきたい」となった。

◇新型コロナウイルス感染拡大の影響前に重視していたこと/新型コロナウイルスの影響を受けてから、今後(も)重視していきたいこと(n=1,000:全員回答)複数選択 単位:%

新型コロナウイルス感染拡大の影響前に重視していたこと/新型コロナウイルスの影響を受けてから、今後(も)重視していきたいこと

調査概要

調査エリア  :全国
調査対象者  :20歳~69歳 男女
回収サンプル数:1,000サンプル
調査期間   :2020年5月26日(火)から5月28日(木)
調査実施機関 :楽天インサイト株式会社

出典元
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